あなたがいる間に…

…あなた、…貴方、…貴女といる日常。日記風味。

あなたとの時間 ②

―思考のない2つの物体が並列に置かれているだけ。
それに意味をみいだすとしたら、自分の子供たち世代までで、
その後はただの祖先と言う集合体に過ぎない。―
そんなイメージ。

「わかった。じゃあ、明日から就寝場
所を私、別の部屋にします。
意識のある時間帯に5分でもいいか
ら、生活に邪魔されない私との時間
を作って下さい‼」

「…いきなりカウント、ゼロにするなよ
、、、隣にいないともはや落ち着かな
いし。俺、寝不足になっちゃうよ。」
「そもそも、何で急にそんなに一緒の
時間 にこだわるんだ?
ご飯食って、風呂入って、寝て、生
活って全部一緒にしてるものだろ?
俺は全部、それ、お前との時間と思
っていたんだけど。」

ふむふむ。
半分納得し、半分腑に落ちない。

「どうしたの?」

あなたの問いに
うん…、まだ今は答えられない。